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(重)金属のおはなし・1

(重)金属について

なかなか皮膚の病気が治りにくいとき、体内に蓄積している金属の影響を受けていることがあります。

 

しばしば、当クリニックでは、口の中の金属について指摘します。最近、水銀化合物である、アマルガムの影響が、一般的にも認識されるようになり、歯科領域でやっとアマルガムの使用が保険適応から外されました。

水銀以外の金属、例えば、鉛、ヒ素、カドミウム、アルミ、フッ素なども生体に影響をもたらすようです。パラジウムも。

*タイトルをなぜ(重)にしたかというと、アルミやフッ素は、重金属ではないからです。

 

アマルガムなどの歯科金属を除去すると、それだけで症状が軽減する人(劇的に変わる人もいます)と何も変わらない人、(一時的に)悪化する人がいます。

 

1.    症状が軽減する人(劇的に変わる人もいます);アトピー、掌蹠膿疱症、自家感作皮膚炎など除去した途端に、まだ、歯科治療が終了していないのに、顔のむくみが取れたり、赤みが取れたりびっくりするほど変わる人もいます。そういえば、ダイエットをすると、皮疹が出てくるという男性がいました。重金属は、脂肪組織にたまるときいたことがあります。だから、ダイエットして、脂肪が分解されるとそれに伴って、重金属の影響が出てくる、この方の場合、皮疹が出てきたのでしょう。そこまでひどい症状ではないので、なかなか歯科金属をとってはくださいませんでしたが、3回目にしてやっと、歯科にいってくださって、アマルガム4こみつかり、取りました。もともと解毒の力はしっかりあった方でしたから、とるだけでもう繰り返さないと思っています。でも、エネルギー代謝がうまくいってるから、もうダイエットもしないかもしれませんね。

 

2.    変わらない人;a.金属だけが問題ではない、b.重金属が排泄できずにいる、または時間がかかっていることが考えられると思います。複合した理由で悪化しているわけで、もう一度、食事や生活習慣を見直すこと、場合によっては、キレーションなども考えます。

 

3.(一時的に)悪化する人;実は、歯科金属は、口の中にあると徐々にとけ出して悪さをするわけですが、歯を除去する際に削るとき、このとき一番全身にひろがってしまいます。こうなっちゃうと、回復するまで時間がかかります。

 

みんさん、1を期待して、歯科金属の除去を行うのですが、3になることだってあるわけです。ですから、当院では、歯科金属を除去する前に、全身の状態をチェックし、必要があれば、整え、それから歯科治療を始めることをすすめています。準備ができて、それでも、歯科治療中に、なるべく歯科金属を吸収しないように治療中もサポートしています。中には、歯科治療をしてから、言葉が出なくなった、という人もいる、と聞いたことがあります。重金属は、怖いのです!

 

今日の言葉;歯科金属除去前に“除去していい体の準備”をしましょう。

花粉症の考察

自分のことを例にとるというのもどうかと思うのですが、考察する過程なんかが興味深いこともあると思いますので、書いてみました。

 

今年は、いきなり数年来のひどい花粉症の鼻水で、面食らっています。どうしてかな〜、と考えるといくつか思い当たることがありました。

1.歯の根の治療中(炎症を起こしている)

2.食事の乱れ;世界一!くらいの美味しい餃子を先日、阿佐ヶ谷で食べてしまった!のですが、その後、ねむれなくなったり(中華料理症候群と言われる、グルタミン酸ナトリウムの過剰摂取かな?と思ってます。不眠以外にも精神神経症状色々出ることを体験。でも、神経興奮して不眠になったため、机の上の雪崩が起きそうなお山が片付いて。。。だいぶ低くなりました)、便秘になったり(小麦??この後パスタも食べる機会があり、普段、グルテンフリーでパスタも米粉にしているので尚更症状出やすかったかも)。。。

3.もしかしたら、花粉以外のものが飛んでいたかも。(ケムトレイルとか)

4.昨年から自転車通勤を始めた

 

そこで、花粉症がひどい場合にこんなのが悪化因子として考えられるかな、と少し考えて見ました。

 

その人の要因

普段からの炎症がある(多いのは、口の中、上咽頭、腸)

疲れている(今年の冬は、気候自体寒かったのでそれで体が疲れている、インフルエンザなど罹患してつかれている)

寝てない

食生活が乱れた などなど

 

外的要因

花粉がたくさん飛んでいる

花粉を受け取る状況にある

 

むやみに強いお薬を使用せずに、要因を考えてみましょう。その方が、対策も瞽滅法(めくらめっぽう)にならないと思います。

 

追記

どうも原子力発電をしなくなり、火力発電の割合がまた増えたので、煤煙がとんでいる性という話も聞きました。省エネルギーといっていたのは束の間でしたね。やはり、安全なクリーンエネルギーや資源を大切にすることに意識を向けたいものです(4月3日)

花粉症の治療一覧

花粉症の治療一覧を、少々アドバイスを交えながら、書き出してみました。

 

I.保険適応

  1. 内服抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤;アレグラ、ザイザル、アレジオン、タリオん、とか。第2世代抗ヒスタミン剤として、Wikipediaにのっていたのを、転用しておきます。https://ja.wikipedia.org/wiki/第二世代抗ヒスタミン薬
  2. 点鼻薬;ステロイドと非ステロイドがあります
  3. 点眼液;ステロイドと非ステロイドがあります*点鼻と点眼は皮膚に外用するほどリバウンドはないですが、認識しておいた方がいいかも。
  4. ステロイドの内服;デカドロン、セレスタミン(ジェネリックのことがありますので確かめて)*全身に作用しますので、メリットとデメリットを認識の上でご使用勧めます。
  5. 漢方薬;(証にもよりますが)
  1. 水みたいな鼻水を納める;小青竜湯、麻黄附子細辛湯、五虎湯(くしゃみの方かな?)、
  2. 鼻づまりをおさめる;辛夷清肺湯
  3. 病巣感染をおさめる、という意味や、基本的な体力を整える、という意味で、ほかの、証にあった処方も大事なこともあります。

例;体力回復に補中益気湯、十全大補湯など

  1. 乳酸菌

シナール、ビオチン、ミヤBMの組み合わせ。ミヤBMはTreg(今注目されてるティーレグ;免疫のバランスを取ってくれる)を誘導します。でもファイバーも合わせて摂る必要あり。

シナールはビタミンC。副腎サポート、抗酸化作用。ビオチンも皮膚の再生を助けます。

*これは、一日3回の処方ですが、容量依存(たくさん摂れば摂るほど効果がでる)のことが多いと思います。シナール、ビオチンは、30分おきに大量摂取した方が効果が出ます。残ってるのがあったら、試してよし。便が緩くなる人もいますので、様子を見ながら内服のこと。

*一般的に乳酸菌は、その人によって合う合わないがあるので調子を見ながら内用のこと。

II.自費のサプリ、その他

  1. ビタミンAとD;粘膜免疫サポート 鼻や目の粘膜、腸の粘膜までサポート。(当院のビタミンAはリキッドタイプです。前駆体の形なので、過剰投与による副作用はなし。とはいえ、1ボトル飲んだら一ヶ月おやすみしていただきます。飲み終えるのに、3〜6ヶ月くらいかかる様に思います。 Dには、ビタミンD3とD3+Kがあり、Kは、さらに免疫アップと、骨を強くする、虫歯になりにくくするなどの作用もあり)
  2. ビタミンDの効果をしっかり発現させるためにはミネラルが充足しているとよく、特に亜鉛をとるとか、Trace mineral complexという、微量のミネラルもカバーしているサプリを併用するとベストと思います。

 

 

  1. 乳酸菌;probiota histaminX;ヒスタミンを減らす乳酸菌だけを集めたものcompletebiotec;パウダーと、カプセルがありますが、乳酸菌の中でもっとも強力と思っています。乳酸菌の数と種類がハンパじゃありません。(腸内環境って、アレルギーにすごく大事だし、脳や皮膚のコンディションに影響します。これ飲んでると“きーっ”ていうのがおさまったり、セロトニンができる様でちょっとハッピーになったりします。)

 

  1. ヒスタミンブロック;ヒスタミンを分解してくれる酵素(自然療法の抗ヒスタミン剤に相当)

 

  1. ハーブ系統;ケルセチン

 

  1. ハーブのステロイド様作用を集めたoptimal adrenalと, 動物の副腎を粉末にした、adrenal cortex

 

  1. 鼻うがいキット

ミサトールという梅のエキスで鼻うがいをして、鼻の粘膜の炎症をおさめます。他のお薬や塩で鼻うがいするより、マイルド、とは言われていますが、効果の出やすい人ほど最初はしみます。このキットは鼻うがいしやすく、一つ持っておくと重宝します。梅エキスでなくとも、マグネシウム(リキッドのほうがいいかな?ヌチマースなど、マグネシウムの多い塩でもいいのかもしれません)で鼻うがいっていうのもいいです。マグネシウムは、もっとしみます。でも炎症を取る効果絶大。マグの鼻うがいは、頭痛の時にも効果が出ることが多いです。

 

III. 家庭で

ハーブティー;甜茶、シジウム茶、ネトル、エルダーフラワー、カモミール(潤う作用、気持ちを穏やかにする作用もあり)、ペパーミント(リフレッシュ)

 

天然のケルセチン;玉ねぎの皮(有機のものの茶色いところを煎じる、市販のパウダーを利用)、ケールでジュースを作る

 

レンコンパウダー;粘膜サポート

 

精油;あえて使うなら、ユーカリグロビュルス 1、5シネオールとかスーッとする系統か?鮮度がモノを言いそうです。好き嫌いもあるし、私は、精油も証で選ぶので、あえて一般的にコレ、と書くのはちょっと勇気が必要。

 

その他

いつもクリニックで伝えている悪いものを食べない。

(プチ)断食する。

いい水を、よく飲んで排泄をよくする。

 

特定のどれがいい、というのはなかなかないです。やはり、バランスが大事。複数のことをすることで、相乗効果って出ると思います。体のベーシックな解毒機能を維持するっていうのも大切です。

 

マグネシウム 1

マグネシウム

 意外に日本人は、マグネシウム不足らしい。“現代の”とつけた方がいいかもしれないけど。

 海外への長期滞在から帰ってくると、アトピーが悪化する人が多くいます(多くはヨーロッパ)。以前、やはり、帰国したらアトピーがひどくなり、なかなかアトピーが良くならない30代の女性が、ある時、“フランスにいた時、何食べてたかな?って色々考えたんです。それで、桂枝茯苓丸にコントレックスをとったら良くなりました〜”と話しに来て、以来、受診してないから、調子よいのだと思います。

コントレックスは、痩せる水、とか言われてるけれど、マグネシウムがとても豊富なので、つまりは、代謝を活性化する、便をよくだすってところが効果を発揮しているのでしょうか?(話は逸れますが、VolvicやEvian, avenne, Laroche posay, contrexなどは、ほんとに素敵なところにあります)

 

マグネシウムは、緩下剤作用(便に水分を含みやすくしてくれます)があるからかな?と思ってたけど、マグネシウムは、ATPをつくる反応に必要とか、副腎機能サポートとか、炎症をおさめるとか、カルシウムを骨に定着させるのに必要(マグがないと、せっかくカルシウムとっても、骨以外のところに沈着して、異所性骨化や、動脈硬化になってしまう;カルシウムパラドックス)とか、いろいろにとても大事。

 先日山田豊文先生のセミナーで、白鵬が腕を(だったかな?)打撲した時もマグネシウムで、魔法のように炎症が取れたという話もうかがいました。

 

細胞内に水をひきこむのに必要、とのことで、脱水の兆候のある人(と言われた人)は、マグを摂ってみると良いかも。気がつかなかったけど私も脱水でした。一日にお小水、2、3回しか行かなかったし。それでも生きてはいけるのですけど、ここ、解決すると、もっと元気になれます。

 

以下うちのクリニックで採用しているリキッドのマグを対象にして書きます。

 

マグを飲むと、喉が乾いた〜って感じになるのですが、そこで、しっかり水分(水、がいいです。白湯とか、いいお水を選ぶのも大切)をとります。マグは、制酸作用もありますので、胃酸が出ていない人は、消化を損ねることもあります。食事から、少し時間をあけて飲むか、ペットボトルに数滴入れてゆっくり飲んでください。200ccくらいのお水に濃い目に入れて一気に飲むと緩下剤作用の方が強く出ますので、便秘の方は、こっちがオススメ。これ、飲んでも便秘がなおらない、という人もいます(かつての私)。吸収できていないか、脱水なのではないかと思います。マグが不足かどうかを判定するには、マグを点滴します。これなら、吸収できなくても生体内に取り込まれますから。裏メニューにしていますので、ご相談ください。

 

最近、マグネシウム歯磨きジェルが入荷したのですが、これがなんかすごい。歯磨きなんですが、歯につけておいたら、痛みが治まってしまった。。。もともとマグの粘膜の経皮吸収もねらって開発されたらしいのですが、マグ、おそるべし。植物療法で学んだクローブのチンキ(クローブをウオッカに1週間ほど浸しておいたもの)もいいな、と思いましたが、これもお家に常備していると重宝するかもです。私は、普段歯磨き粉は使わないからこそ(フッ素や他の添加物が多いものが多いし、磨けてる、と錯覚してしまうので)、ちょうど良いのかもしれませんが。ティートリーのオイルも入っていて、これも抗菌作用があるのだと思いますが、連用すると、経粘膜感作しないのかな?と思うところもあり、アロマテラピストでもある私は、毎日使用するのは、どうかな?と思っています。他のところで紹介した、Tregの機能がしっかりして入れば良いのでしょうけれど。

 

マグネシウムにもいろいろな形があり、生体内への取り込みを考えると、これまた一つのトピックになりますので、それはまた今度ということでタイトルをマグネシウム1にしてみました。

 

 

 

薬膳鍋1

 

薬膳鍋

新年会に秘密レシピの薬膳鍋をスタッフに食べてもらったところ、ものすごく大絶賛で、スタッフの間でちょっとしたブームになってます。

たまたま台湾に行く予定のスタッッフもいて、海外のスーパーには、薬膳キットも売ってるのよ、なんてつい言ってしまったら、おみやげにみんなの分購入してきてくれました。

 薬膳鍋、生薬さえ揃えば、とても簡単で、肉(骨つきが良い)、と生薬をいれて、コトコト煮るだけです。薬膳キットには、お肉何グラム、水どのくらい、というのも書いてあるので、こっちの方が向くかもしれません。いろいろな種類のキットがあったのですが、スタッフSさんが、さぞかしよく煮込んだ方が美味しいでしょう、と思って、40分煮込む、と書いてあったのに、より長〜くにこんだところ、えぐみが強く出て、たくさんは食べれないものが出来上がってしましました。

 わたしが、同じキットで40分で生薬を引き上げて、作ったら、えぐみは少なくて、そのままいただけました。やっぱり、薬膳とはいえ、漢方。時間は大事です。煎じる時間によって出てくる成分が異なります。大黄は、短時間だと便を出しやすくする作用の物質が出てきますが、長時間煎じていると、抗炎症作用の物質が主で、便を出しやすくする作用の物質は少なくなってしまう、とか、生薬によってそんな性質があります。

 Sさんのえらいところは、その後、せっかくいいお肉使ったのでもったいない!といってえぐい薬膳をカレーに作り変えたことです。クリニックにまたもってきてくれました。でも、これが、うなるような美味しいカレーなのです。この深み、隠し味はなに?みたいな。。。紀伊国屋に‘鳥肌の立つカレー’というのを売っているのを見つけましたが、’うなり声が出るカレー’っていうのどうかな?

 

秘密のレシピも。。。そのうち:)

 

今日も良い一日を。

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