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【真実とは何なのか?】

なにか安心する投稿でしたので、ここでシェアしておきます。


オーストリアに住む、Chihiro Sato-Schuhさんの投稿です。


https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02C5Zy1mS3mMkSXreVonN3FHDi5cVwwEcemtEAXcSC4d7B5MEMW5qWhjJS7MzpauCpl&id=100000165488492

宇宙人だとか転生だとかいう話になると、何が本当なのかは、結局のところ確かめようがないということになる。とはいえ、多くの人が感じ取っていることや実際に体験した人の話が、理論から引き出した推測と食い違っていたら、推測の方に誤解があるのだろうということは言えると思う。それに、論理的にいって筋が通っていないというような場合もだ。また、その話を人が信じた場合に、広めた人が利益を得るという場合にも、意図的に広められた嘘である可能性を考えるべきだと思う。


こうしたことは、推理小説によく出てくる、犯罪捜査のやり方と同じだ。証言者の話は筋が通っているのかどうか、他の証言者の話と食い違っていないか、それで得をするのは誰なのか、といったことを、見ていく必要がある。これは、メディアの嘘を見抜くのにも、まったく同じようなことが言える。


多くの人は、入ってきた情報をそのままに受け取ってしまう。自分で本当なのかどうか確かめてみるということをしないで、とりあえず本当のことだとして、受け取ってしまうのだ。テレビで言っていたにせよ、ネットのあるソースから来ているにせよ、あるいは自分が信頼している師匠が言っていたにせよだ。それが宇宙人コンタクトの話なんかになると、ますます自分で確かめようとはしなくなる。


一方で、私たち人間には、本能的に何が正しいのかを感じ取る感性というものがある。この感覚を信頼できている人は、情報をあれこれ調べなくても、おかしなことはだいたい正確に見抜いている。意図的に嘘を言っているにしても、言われたことを信じて言っているだけにしても、あるいは本当にそうと自分で思い込んでいるにしても、本当でないことを言っている人の顔というのは、どこかに違和感があるのだ。真実に繋がっていない人のモヤモヤした雰囲気がある。直感で感じ取って、それがだいたい当たるという人は、おそらくその違和感を感じ取るのだと思う。推理小説に出てくる天才刑事や探偵は、だいたいその肚感覚を頼りにして、捜査を進めていく。


この3年ほどで、私たちはメディアがいかに嘘をつくのかをさんざん見てきた。いくつものソースが口裏合わせて同じ嘘をつくなどということが、現実にあるのだ。テレビだけじゃなく、政府も研究所も、さらには真偽を査定する機関まで、すべて同じことをいうように裏で操作されていたりする。何が事実なのかについて、外から入ってくる情報をそのまま信頼することがまったくできない世の中になったのだ。いや、これまでもそうだったけれど、ようやく私たちがそれに気づいただけなのだけれど。


人類はこれまでも、知り得ないことを使って支配されてきた。かつては宗教が支配権力に使われていて、死んだら人は天国と地獄に分けられるのだということを人々に信じさせていた。それによって、人々は天国に行くにはこうしなくちゃいけないと言われたことを、何でもやるようにさせられてしまったわけだ。それが近代では、科学に変わった。今度は、どこかの研究所で出たという結論を、真実として信じさせられることになった。アンソニー・ファウチ博士は、「私を否定する人は、科学を否定するのだ」と言ったそうだけれど、これはかつて宗教権威が科学の代わりに「神」と言って人々に何でも信じさせていたのと少しも変わらない。科学というのは、どこでも誰でも検証できるはずのもので、もしそれが違っていたら、事実ではないということになるはずなのだけれど、今ではそれが見事に宗教と同じ権威主義のシステムになってしまっている。異なる事実を発見した学者は、危険人物扱いだし、それは、かつての異端審問や破門とまったく同じだ。


ロズウェルの宇宙船墜落事故のことにしても、宇宙人コンタクトについての情報は、表に出ないように厳重に隠されている。それは、地球外に意識が向くと、人々が自分たちの本当の姿を思い出してしまうからなのだと思う。実際、宇宙人に会ったという人、コンタクトしたことがあるという人、クロップサークルに行った人、何かしらの形で地球外の存在と接触した人は、私たち地球人が、本当はもっと大きな能力を持っていて、それが隠されていたことに気づいてしまうようなところがある。それで、お金だとか社会的な地位だとかそういうことは、ごく表面的なことにすぎないことに気づいてしまい、そうしたものに支配されなくなってしまう。


その事態を避けようとして、支配者たちは、まずは宇宙人などはいないのだといい、そんなものを信じるのは子供っぽい頭の人たちなのだと信じさせようとしていたのだ。それで、子供向けのアニメや映画やらを作ったりして、宇宙人は地球を攻撃しようとしているとか、宇宙人は動物的な本能で襲ってくるというようなイメージを植えつけようとしていたのかもしれない。宇宙戦争もののパイオニアであるジョージ・ウェルズも、イギリスの優生論者で、人類を支配しようとしていた人たちと関わりがあったことから考えると、裏で指示を受けてやっていた可能性も大いに考えられる。


頭でだけものを考えていると、人間は過去にあったことがこれからもあるという風にしか考えないものなのだ。外にいる異なる文化を持つ人たちは、地下資源が欲しかったり、人間を奴隷化したりしたくて、攻めてくる、というのがこれまでの地球の歴史だ。だから、宇宙でもやはり同じようなことが行われているのだろうと考える。しかしこれは、地球の範囲を一歩も出ない思考だと言える。


グレイという攻撃的な宇宙人がいて、人間を誘拐して人体実験したり、子供を食ったり、ハイブリッドを作ったりしているのだということを、いろんな著名な人なども言っていて、ホワイトハウスの下にあったという秘密の地下トンネルで、そういう宇宙人を見たという報告もあった。それはかなり信憑性があるようにも思えたのだけれど、試しに皆で意識上でアクセスしてみたら、誰も攻撃的なエネルギーを感じなかったのだ。その代わりに、悲しみや愛の感情を感じた人がほとんどだった。


攻撃的な宇宙人の話を聞くたびに、自分でアクセスしてみるということを、私はこれまでも何度もやってきているけれど、やはりどうしても宇宙人には攻撃的なエネルギーは感じない。ほとんどの場合は、地球人の姿が背後にあって、それが邪悪な宇宙人の正体だという風に見えた。実際、これまでずっと私たちは知らないで来たのだけれど、人を誘拐して人体実験することも、子供を虐待したり食ったりすることも、妊娠させて子供を取ることも、すべて地球で行われていたことだった。誘拐されてから家に帰された子供、逃げてきた子供もいるけれど、誰もその子たちの話を信じることができなかった。あるいはそれで、宇宙人に誘拐されたのだということになったのかもしれない。いずれにしても、宇宙人のせいだとした方が、誰にとっても受け入れやすかったのかもしれない。


もちろん、確かめようがないことも現実にはたくさんあるし、あるいは攻撃的な宇宙人は本当にいるのかもしれない。しかし、真実とは何だろう? つまるところ、私たちの意識が現実を作っているのだ。そして、何をどう受け取るかによって、どう反応するかも変わってくるし、それによって、どういう世界が作られていくかも変わってくる。金融恐慌の最中に、アメリカの田舎のあるレストランの主人は、経済危機のことをまったく知らずに、いつものように経営していて、いつものように繁盛していたそうだ。ところがあるとき、経済危機だということを知らされたら、急にあれこれ節約し始めるようになり、その結果、お客が離れていって、倒産してしまった。それでその主人は、本当に経済危機だったと納得したのだそうだ。そのように、真実というものは、最初からあるというものではなくて、そうだと思ったときにできていくということが、現実にある。


そうしたことを考えるなら、何が真実なのか?と考えるときには、現実と比較して検証するだけではなくて、これが真実だと考えるとしたら、私たちはどういう世界を作っていくことになるのか?ということもまた考えるべきなのだと思う。攻撃的な宇宙人がいて、子供を誘拐している、と考えたとき、まず、それを犯罪事件として追究しようとしなくなる、ということになる。それは犯罪者たちとしては、かなりありがたいことだろう。そして、いつどこで何が起こるかわからないという不安に生きることになる。誘拐事件は実際に頻発しているのだから、用心するのに越したことはないけれど、それが宇宙人だとなったら、どうやって防いだらいいのかもわからない。となると、無力な感覚を持つことになる。しかし、無力だと思っていたら、抵抗もせずにされるままになるようなことになる。これまた誘拐犯としては、都合のいい状況だ。


そして何より、地球の外に攻撃的な宇宙人がいるのだと思ったら、私たちは宇宙に心が開かなくなる。宇宙船らしいものを見たとしても、あるいは誘拐しに来たのかもしれないと思ったら、私たちは心を閉ざしてしまう。すると、宇宙存在の高次の意識と愛とに触れることがなくなり、自分の中に本当はもっと大きな可能性があるのだということに気づくこともなくなる。それこそはまさに、人類を支配していたい人々が望んでいることだ。


地球にいる極悪人たちは実は攻撃的な宇宙人とのハイブリッドなのだとか、地球人はそもそもDNAを操作されていて、低い次元に留まるようにされているのだとか、地球は実は宇宙の流刑地みたいなものなのだという話もある。だけど、それぞれ、そういった話を信じて生きていたら、どういういいことがあるのか、どういう風に生きることになり、どういう世界を作っていくことになるのかを考えてみたらいいと思う。私には、どれも私たち地球の人間の可能性を縮めてしまい、恐怖と無力感に生きることにしかならないように思える。


一方、攻撃的な宇宙人はいないと考えたとき、何か悪いことが起こるだろうか? 仮に宇宙人みたいな姿の人たちが誘拐しようとしたとして、これは地球人だと思っていたら、それなりに防御もするだろうし、身を守れるかもしれない。たとえ守れなかったとしても、攻撃的な宇宙人がいると思っていたからといって、結果が変わるわけでもない。宇宙人に誘拐される可能性などはごく少ないのだから、ともかく恐れを感じることもなく、愛を感じながら空を見上げて毎日を生きることができる。


恐れがなく、愛を感じているとき、私たちは身体が緩んでいて、いわゆる「気がよく通る」状態になっている。そして、今の地球よりもずっと進化した状態が存在していて、私たちもまたそうした世界を作ることができるのだという希望を持つことができる。そして、そう思って生きていたら、たとえ現実がどうであろうとも、私たちは地球の次のステージに向かって進んでいくことができると思うのだ。


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画像は、2013年7月イギリスのウィルトシャーに現れたクロップサークル

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