吉祥寺の和(なごむ)皮ふ科クリニックのブログです。健康な皮膚に至る情報を日常の経験を交えて書いてみました。皮膚の健康って、心や全身の健康につながっていますから、色々なお話をかくにいたってます。
今、だけでなく5年後10年後にいい皮膚になってるといいなあ、本当の意味で、最終的にみんなが幸せになるといいなあ、そのために必要な情報はなにかな?と思いながら書いてます。
ヨウ素
昔は欠乏がよくあった。甲状腺の腫脹はそのせいだったかも。最近はヨード添加塩などもあり、欠乏しにくくなってきている(日本ではあまり見られませんが海外に行くと必ずあります)。
主な働き
体内の要素の70−80%は甲状腺に存在。
糖質脂質タンパク代謝の促進、
エネルギー退社に関与
成長促進
欠乏時
成長障害精神発達の遅れ
体力低下、肥満、脱毛、肌荒れ
過剰
甲状腺腫(不足でも過剰でも)。
バセドウ病になります(眼球突出、どうコイ、発汗、精神不安定)
*日本人は不足しにくい。
含まれる食品
海藻類(わかめ昆布)、魚介類(鰯、さば、かつお)
*放射能汚染がある時に、放射性のヨウ素を吸収させないため、体内のヨウ素を飽和にしておくためにヨウ素のサプリを飲ませたりすることがあります。