吉祥寺の和(なごむ)皮ふ科クリニックのブログです。健康な皮膚に至る情報を日常の経験を交えて書いてみました。皮膚の健康って、心や全身の健康につながっていますから、色々なお話をかくにいたってます。
今、だけでなく5年後10年後にいい皮膚になってるといいなあ、本当の意味で、最終的にみんなが幸せになるといいなあ、そのために必要な情報はなにかな?と思いながら書いてます。
前置きなぜかカンジダ・3があって、1、2がなかったので、慌ててアップしてます。
カンジダがもたらす問題
カンジダは、かびの一種で、全身どこにでも存在する日和見菌です。悪いわけではないのですが、数が増えてしまうと悪さをしてしまう(悪気はないので、結果的に、なんですけどね)のです。
カンジダが増えすぎることによって、次のような症状が出ます。
・Brain Fog ブレインフォグ(頭の中に霧がかかったようにぼんやりしてしまうこと)
・leaky gutリーキーガット( 腸漏れ、Allergic reactionアレルギー反応, unstable bowel condition腸が落ち着かない; diarrhea下痢, constipation便秘…クローン病、リューマチ、エリテマトーデス、多発性硬化症などの自己免疫病にもなったり、もちろんアレルギー反応おきます、だから、蕁麻疹、皮膚炎、炎症系の皮膚炎全て可能性あります。だって、自家感作皮膚炎ってことでしょ?)
・stiff neck 肩こり
・sugar craving 甘いものの渇望
・糖が発酵してアルコールが発生すると、ふらつきめまい、頭痛吐き気、記憶障害、感情の起伏が激しくなるなど、酔った時と同じような症状が起こることもあります。
・他にも腹痛、頭痛、関節痛が起こったり、ミネラルを奪ってしまう、シュウ酸が増えたり、免疫抑制物質が発生したりします。
・またカビは糖質を栄養にするので、カビに糖質を奪われ、低血糖のような症状が出ることも。
(日本人の90%は砂糖中毒ですので、カンジダ増えている人も多いと思います。)もし、甘いものをやめられないのなら、自分でなく、腸のカンジダが欲しがっていることも疑わないといけません。
皮膚を見てて、あ、この人カビだよな〜と思うことよくあります。体の他の部位にカンジダ増えやすい人は、まず、腸のカンジダも増えやすいと思っていいと思います。
外耳道がかゆい、という人がよくいますが、これもカンジダだと思ってます。
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