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運動と皮膚の炎症

 

 

よく運動していた人が、ピタッと運動をやめると、半年後あたりに、アトピーとか蕁麻疹が悪化したというケースがよくあります。

 

運動していると、適当な負荷が、細胞のミトコンドリアにかかり、負荷がかかると、より多くのミトコンドリアが増え、エネルギー産生をするようになります。

 

実は、エネルギーの大部分7~8割は、運動につかわれるのではなく、解毒に使われるときいたことがあります。

 

運動しないと、負荷がかかりませんので、ミトコンドリアの数はだんだん減って行きます。すると解毒もできなくなるので、冒頭のようなことが起きます。

 

実は、皮膚炎どころでなく、体の他の部分の害も出てくるので、他に疾患もあっかすることがあります。

 

逆に、運動するようになると、アトピーとか、蕁麻疹よくなりました、というのもよく聞きます。色々な意味で運動は良いのですけれど、一番はこの理由かな?と最近思っています。

 

ちなみに負荷は、細胞が、酸欠になることだったり、熱であったりしますので、人工的にこれを作るのも有効で、息を止めるとか、高温のお風呂に入る、とかいうのもよかったりします。ミトコンドリアばかりでなく、オートファジーの話にも発展しますが、要は、適度な負荷は体をより丈夫にする、というお話でした。

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