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骨について

(内山葉子先生からシェア、この先生の著書、とてもよいです。皮膚と直接関係ないですが, 骨がもろくなったり壊死に陥ったらやはり、皮膚に症状がでるし、ビタミンDやオステオカルシンなどが関わるので、やはり関係ありますね)



骨粗鬆症の検査と薬での注意点

よく手の骨で骨密度を測り、正常より低いとすぐ薬を飲むように言われますが、手の骨での骨密度はあまりあてになりません。本当に背骨の圧迫骨折や寝たきりのきっかけとなる大腿骨骨折などのリスクを調べるには椎骨(背骨)の骨密度でしかわからないというエビデンスがあるのです。

安易に手の検査で低いので慌てないようにしてください。

また、骨密度が高いから丈夫な骨とも限りません。

ビスフォスフォネート製剤という薬があります。

骨粗鬆症の薬としてまず処方されるものだと思いますが、これは飲み続けると危険です。

この製剤の働きは骨吸収を抑えることです。

つまり、骨は(すべての細胞がそうですが)古くなった細胞が壊れ、それを吸収し、新しい細胞で修復していくことで健常な状態に保てます。柔軟性があり、丈夫なのです。

この壊すことをやめてしまえば当然骨密度は高くなります。

それを長くのむと低回転骨といって密度は高いが柔軟性のない、つまりチョークのようにポキッと簡単に折れる骨になってしまうのです。

とっても怖いのが、この薬を飲んでることを考えずに抜歯することです。顎骨壊死となる可能性があります。抜歯する必要がある人は必ず中止してから抜いて下さい。

さらに悪いのが、骨を丈夫にするようにカルシウムを含むもの、つまり牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品をたくさんとりなさいと指導されます。

ビスフォスフォネート製剤をとれば先ほどの理論で当然骨密度はあがります。

本人たちは一生懸命乳製品をとったから上がったと思うわけです。これによる不調もあります。

私の本にもありますが、乳製品で骨を強くすることはありません。

それよりも、若いころから日光をあび、いい食事をし、重力をかけ(働く、歩く、遊ぶ)の方がよっぽど骨を丈夫にするのです。

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