吉祥寺の和(なごむ)皮ふ科クリニックのブログです。健康な皮膚に至る情報を日常の経験を交えて書いてみました。皮膚の健康って、心や全身の健康につながっていますから、色々なお話をかくにいたってます。
今、だけでなく5年後10年後にいい皮膚になってるといいなあ、本当の意味で、最終的にみんなが幸せになるといいなあ、そのために必要な情報はなにかな?と思いながら書いてます。
この梅雨のどんよりした季節、だるいとか、体の調子を崩す方が多いです。私もクリニックに通っているのですが、その先生も具合を悪くしたとかで、診察が延期になり、え〜っと思いました。
この時期湿気と低気圧で、上記のような症状、頭痛、吐き気、めまい、たちくらみ、などが起きやすくなります。むくみは、細胞の外と、血管などの間にある3rdスペースとか、細胞間質とかいうところに水が溜まっている状態です。これを組みだすのにもエネルギーが必要だったりもするわけで。よくナトリウムがむくみの原因と言いますが、グルコースも細胞内に取り込まれるときに、ATP(エネルギー)を必要としますので、エネルギー不足だとむくみます。
さて、酵素玄米(ネットで調べてみてくださいね)が腎虚に良い、というのは結構有名な話で、これでもいいと思うのですが、小豆をもっとたくさん食べましょう、とのことで先日の日本東洋医学会医学会で面白いポスター展示がありました。もっと手軽に小豆をとる、ということで、小豆スープを作るのだそうです。
小豆50g、沸騰したお湯400ml、コンソメ一個と塩少々を魔法瓶の水筒に入れて6時間置いておくと完成、とのことでした。
でも、あまり美味しくないらしいので、これをすすめた患者さんは、半数は自分でアレンジしていた、ということも正直に書かれていました。
コンソメは、いただけないんじゃないかな?と思います。そのままで後で塩を足した方が美味しいような?柔らかくなった小豆に亜麻仁油でつくったドレッシングかけたら美味しいような気がします(塩は、ぜひ、凝ってください。マグネシウム多いやつ!)。
利尿効果は別ですが、昔シャトルシェフというお鍋がありました。これに乾燥大豆やら、青豆やら入れておきますと、翌朝、美味しい豆が出来上がってます。豆、といえば、ムンク豆のカレーというのをよく作るのですが(もやしにする豆です。緑豆とも言います。確かこの豆も利尿作用あり)、ある日洗ったまま、水に浸して、忘れていたら、芽が出てて(汗)。知らないふりしてそのままいつもと同じにカレーにしましたが、よく考えたら、スプラウトじゃないですか!豆って、とても栄養があります。力があります。タネですもの。
いろいろキッチンで楽しく実験してみましょう:)美味しくて簡単なレシピを見つけたら、教えてください!シェアします。
私がよく作るムンク豆のカレーすぐネットでレシピが出てくるかとおもったら、ないですね〜。アーユルベーダの本で見つけたものなんですが、そのうちアップしましょう。
それではごきげんよう。
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